2000.04.22
第35回コロキウム
現代フランスへの問い

ゲストスピーカー:AGATHE BERDER TOMOTSUGUさん
アギャット ベルデール トモツグ(東京外国語大学講師)
担当オーガナイザー:鳥飼達博

===================【お話の内容のポイント】========================

●日本人が持っているフランスのイメージ(ワイン、ファッション、美術と実際のフランス(閉鎖的/表面的な国)との差異に就いて
●パリと地方の差異に就いて(多様な国家、強い地方、特別な地域パリ)
●政治は経済を圧倒すると考えるフランス−政治重視
●現代社会のポイント
 ・移住−歴史的観点から見た責任・宗教
 ・家族−PACSという法律(結婚という概念を超えた契約)
 ・仕事−35時間の法律(失業対策,社会への影響)
 ・ヨーロッパ−フランスとヨーロッパの関係

==================【ゲストスピーカーのプロフィール】================

 フランス・ブルターニュ地方出身。1997年パリ政治学院(INSTITUT D'ESTUDES POLITIQUES DE PARIS “SIENCES.PO”)卒業。98年DESS RELATIONS CULTURALLES INTERNATIONALES-LYON修了(国際文化関係論)。98年4月に初来日。その後、マスターコースに在籍しつつも、断続的に日本とフランスを行き来。在日フランス大使館勤務、日本語学校での日本語習熟(現在発展中)等を経て、99年3月に友次教浩(ともつぐ・みちひろ)氏とフランスにて挙式。以後、日本に定住。99年4月以降は、日仏学院にてフランス語教師となり、7月からNHK国際短波放送“RADIO JAPAN”にて翻訳・アナウンサーを勤める。2000年4月からは東京外国語大学・学習院女子高校にてフランス語講師も務める。


二次会の様子です.講師の方を囲んで,沢山の話を聞くことができました.
updated:2002.06.17